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これから世界で起こること

 

 


こんにちは。

北原LSC総合診療科の和田吉生(わだよしき)です。

今日の東京は季節外れの雪でした。
よほどの用がなければ外出するな、という天啓ですね。

さて、医療先進国でさえこれほどまでに大変な状況ですが、
途上国はさらに悲惨な状況に陥ることが危惧されています。

新型コロナウイルスは、人が媒介しますから、
国際便を飛ばし、国境を開放していれば、
間違いなく、必ず、絶対に、途上国にも拡散していきます。
拡散していないように見えるのは、疑わしい症例でさえ、
検査していない、正確には検査できない、からです。

記事の中にもあるように、デング熱、マラリア、結核など
他の感染症で亡くなったとされる人々の中に、
COVID-19が紛れている可能性は非常に高いと思います。

ここに支援の手を差し伸べられるかが、喫緊の問題です。
先進国にいま、その余力があるでしょうか?…厳しいです。
途上国でPCR…技術を持った人がどれだけいるでしょう。
先進国で簡易抗体検査キットを使うくらいなら、
途上国に優先的に供給すべきではないかと思います。

おそらく途上国での致死率は20%程度に達するでしょう。
このままでは、途上国の人的損失は先進国の比ではなくなります。
スペインかぜクラスのことが起きても何ら不思議ではない。
つまり数千万人単位以上の死者が出てしまうかもしれません。

そんなの知ったこっちゃない。自分の生活には関係ない。
………なんて、少しでも頭をかすめたアナタ!
最初に書きました。世界はこんなにも繋がっているんですよ。
例えばです。今週食べたものの中で、純粋に日本国産のもの、
どれだけありましたか?パンは?お肉は?フルーツは?
日本で育てている牛や豚や鶏の飼料はどうでしょう?

先進国だけでなく途上国でCOVID-19が蔓延すると、
仕事ができなくなり、そもそも仕事につく人材が不足し、
途上国の産業にとてつもなく大きなダメージが加わります。
そうすると、おそらく数か月後~1年後、世界は食糧難に陥ります。
食料自給率の低い日本は、真っ先にそのあおりを受け、
食料品は今までにないほど値上がりし、
それどころか本当に品薄になって買い占めが横行します。

私たちがツラい状況に置かれているのは紛れもない事実ですが、
それでもやはり、世界の状況にも思いを巡らし、想像し、
いま、できるだけの支援、協力、連帯が必要だと思います。


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