こんにちは。
北原LSC総合診療科の和田吉生(わだよしき)です。
今朝方、飛び込んできたニュースです。
フランスが2度目のロックダウン発動を決定したとのこと。
1日の感染者数が7万人超となり、死亡者数も急増しています。
前回同様、不要不急の外出や夜間の外出は禁止され、
理由があって外出する場合も許可証の携帯・提示が求められます。
一方で前回と違い、学校などは休校にせず継続するとのこと。
また工場や農場など必須の仕事やインフラは維持するようです。
以前も書きましたが、第1波よりも大きな第2波が到来しています。
アジアは欧米ほどではないですが、それでも完全な終息はほど遠い。
各企業の経済的苦境や来年のオリンピックを見据えて、
日本政府は国際的な往来を再開、活性化したいと目論んでいますが…。
現実的にはなかなかに厳しいと言わざるを得ない状況です。
ところで、欧米とアジアの感染流行状況について質問を受けますが、
厳密にこれといった理由はまだ分かってはいないものの、
生活習慣の違い(マスクの習慣、ハグやキスなどの習慣、食習慣)や
人種による感受性の違い、ウイルス株の違いなどが考えられています。
さて、年末に向かうにつれて日本の流行状況がどうなるか。
一般的にはインフルエンザはじめ、かぜが流行するシーズンに入ります。
空気が乾燥しウイルスが長く生存し飛散しやすい環境にもなります。
今より厳しい状況が訪れることも覚悟し準備せねばなりません。
マスクや石けん・消毒液など、今のうちから少し余裕を持って
蓄えておくことも必要かもしれません。
当院でも引き続き感染対策を徹底しながら、
粛々と日々の診療を継続して参りたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。