脳神経外科では、主に脳・脊髄・神経の病気を診断・治療しています。
頭痛・めまい・しびれ・ふらつき・物忘れなどの症状は、
脳腫瘍や脳血管障害(クモ膜下出血、脳内出血、脳梗塞等)などの脳の病気が原因である場合があります。
当院では、適切な検査・診断のもと、外科的治療が必要な場合には系列病院での治療も可能です。
脳神経外科
診察日・診療時間
午前 | 午後 | |
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月曜日〜土曜日 | 9:00〜12:30 | 14:00〜16:30 ※水曜のみ初診18:00まで再診予約18:30まで |
※第3金曜日は定期診察・予約の方のみとなります。
初診についてもご予約は不要です。
曜日や時間により予約者のみ診察可能な日がございます。ご来院前に必ず「外来予定表」またはお電話でご確認ください。
042-655-6665
(電話対応時間: 平日および土曜日8:30〜17:00)
事前問診について
事前問診票をプリントアウト・ご記入の上お持ちいただくと、
診療がスムーズになり、待ち時間を短縮できます。
症状・対象疾患
当クリニックでの診断の結果入院や手術が必要になった場合、北原国際病院が万全の体制で速やかにサポートを行うことが可能です。当クリニックと同じ医療法人である北原国際病院では、脳神経外科領域のすべての救急疾患を受け入れています。CTスキャン、MRI、脳血管撮影などの検査をいつでも行うことができる体制が整えられており、熟練した脳神経外科専門医の拘束体制により、脳動脈瘤クリッピングなど高度な脳神経外科手術も24時間、365日対応可能です。
脳卒中や外傷などすべての救急疾患に対応するだけでなく、脳腫瘍や顔面けいれん・三叉神経痛などの機能性疾患などに対しても豊富な経験を有しており、高度な脳神経外科医療を提供しています。
緊急性の高い症状
意識がない、呼びかけても答えない
頭がハンマーで殴られたように痛い
急に手足が動かなくなった
急に耳が聞こえなくなった
急にろれつが回らなくなった
全身けいれん
頭部の大けが
対応疾患一覧
脳血管障害
- 脳出血
- 脳梗塞
- 脳動脈瘤
- くも膜下出血
- 頸部頸動脈狭窄症
- もやもや病
脳腫瘍
- 神経膠腫(グリオーマ)
- 髄膜腫
- 下垂体腫
- 瘍聴神経腫瘍
- 転移性脳腫瘍
頭部外傷
- 急性硬膜外血腫
- 急性硬膜下血腫
- 慢性硬膜下血腫
その他
- 顔面痙攣(けいれん)
- 三叉神経痛
こんな症状はご相談ください
頭が痛い、重い、首や肩がこる
![頭が痛い](https://ls.kitaharahosp.com/wp-content/uploads/2023/07/脳神経外科-1.jpg)
筋緊張型頭痛 / 片頭痛 / くも膜下出血 / 脳腫瘍 など
よくある頭痛としては、肩凝りなどから生じる緊張型頭痛(頭全体が痛い)や血管の拡張により生じるとされる片頭痛(眼の奥から後頭部の痛み、チカチカしたものが見えた)、その他後頭神経痛などがあります。
一方で頻度は少ないものの危険な頭痛としては、脳出血やくも膜下出血、椎骨動脈解離、細菌性髄膜炎など、命に関わったり重い後遺症をきたすことが多く、即入院治療を要します。
顔の一部が痛い、動かない、顔がぴくつく
![顔の一部が痛い](https://ls.kitaharahosp.com/wp-content/uploads/2023/07/脳神経外科-2.jpg)
三叉神経痛 / 顔面(神経)麻痺 / 顔面(眼瞼)痙攣 など
顔を動かしたり何かが接触する度に顔が鋭く痛む場合は三叉神経痛の可能性があります。
また顔が動かない場合には顔面(神経)麻痺、ピクピク動く場合は顔面(眼瞼)痙攣の可能性があります。
いずれもまずは内服加療、効果がない場合は手術も検討されます。
頭部をぶつけた、ケガをした
![頭部をぶつけた](https://ls.kitaharahosp.com/wp-content/uploads/2023/07/脳神経外科-3.jpg)
頭部外傷によって急性硬膜下血腫、外傷性くも膜下出血、脳挫傷などをきたすことがあります。また皮膚の損傷のため出血が止まらないなどの場合は、縫合(縫うこと)が必要です。頭部外傷後、1ヶ月程度で慢性硬膜下血腫をきたし、手術を要すこともあります。
めまい ・ 耳鳴りがする
![めまい・耳鳴りがする](https://ls.kitaharahosp.com/wp-content/uploads/2023/07/脳神経外科-4.jpg)
耳石に関連するものやメニエール病、聴神経腫瘍などの腫瘍、頚部脊柱管狭窄症に伴うもの、血圧に関連するもの、貧血、脳血管異常などの恐れがあります
物忘れがひどくなった
![物忘れがひどくなった](https://ls.kitaharahosp.com/wp-content/uploads/2023/07/脳神経外科-5.jpg)
アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、水頭症、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫、甲状腺ホルモンやビタミン不足など様々な原因が考えられます。
字が書きづらい、箸を落とす
![字が書きずらい](https://ls.kitaharahosp.com/wp-content/uploads/2023/07/脳神経外科-6-1.jpg)
脳梗塞やその一歩手前である一過性脳虚血発作の可能性、また脳腫瘍の可能性もあります。頚部脊柱管狭窄症によることもあります。
ものが二重に見える ・目が見えにくい
眼窩内(眼の奥)の腫瘍、下垂体腫瘍、脳動脈瘤、糖尿病、視神経炎、多発性硬化症、外傷性、特発性(原因不明)などの可能性があります。
呂律がまわらない
脳梗塞の症状の1つです。その他脳出血や脳腫瘍、舌に関する神経の腫瘍などの可能性があります。
手足に力が入らない
脳梗塞の症状の1つです。その他脳出血や脳腫瘍、頚部や腰部の脊髄や脊椎に関する病変の可能性があります。
転んだりつまづいたりしやすくなった
水頭症や腰部脊柱管狭窄症によるもののほか、認知症のサインかもしれません。
手足がしびれる、ふるえる
脳梗塞のほか頚部脊柱管狭窄症、本態性振戦(加齢によるもの)、パーキンソン病などの可能性があります。
脳神経外科に関連する検診・ドック
当クリニックでは、3種類の脳ドックをご用意しております。
脳ドックは「脳の健康状態」を調べるため、MRI・MRAといった検査機器を用いて、脳腫瘍や脳血管疾患リスクなどの早期発見に役立ちます。
特に、脳血管疾患は40~50代で発症リスクが高まるので、40歳になったら一度は受診をお勧めします。脳と生活習慣病リスクの検査を行い将来のリスクを予測します。
脳神経外科 常勤医師のご紹介
![久保俊朗医師](https://ls.kitaharahosp.com/wp-content/uploads/2023/09/kubo-jpg.webp)
久保 俊朗 (くぼ としろう)
専門
脳神経外科
経歴
日本脳神経外科専門医
1987年 東京大学医学部
1990年 千葉西病院
1991年 関東逓信病院
2002年 北原国際病院
2012年 北原ライフサポートクリニック
![木村俊靖医師](https://ls.kitaharahosp.com/wp-content/uploads/2023/09/kimura-jpg.webp)
木村 俊靖 (きむら としやす)
専門
脳血管障害
経歴
1989年 杏林大学医学部付属病院
1991年 都立駒込病院
1992年 富士脳障害研究所附属病院
1993年 都立府中病院 脳神経外科
1995年 北原脳神経外科病院 副院長
2003年 北原リハビリテーション病院 院長
2004年 北原脳神経外科病院 院長
2007年 医療法人社団KNI 理事
2013年 北原ライフサポートクリニック東松島 院長
![平光宏行医師](https://ls.kitaharahosp.com/wp-content/uploads/2023/07/脳神経外科-医師-2.jpg)
平光 宏行 (ひらみつ ひろゆき)
専門
脳神経外科
経歴
日本脳神経外科専門医
2009年 宮崎大学医学部付属病院
2011年 国立国際医療研究センター
2014年 北原国際病院